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みなさまこんにちは。
コウヨウスタッフの山本です。
新築一戸建てのマイホームが夢だけど、
どんな家にしようか…。
豪華な展示場のモデルハウスでは
リアルな自分たちの住まいの想像つかない
機能面やデザイン面も充実させたい
多くのお施主様は人生で初めての家づくり。
夢の新築一戸建てマイホーム、
何から始めていいのか・・と悩まれるのは当然。
そんな方々に届けたい『コウヨウの家づくりコラム』
本日は「注文住宅の建築工法②」について配信させていただきます!
~To build a house in Shikoku~
-家づくりに役立つ新築住宅コラム-
~注文住宅の建築工法②~

第二弾となる今回は「ツーバイフォー(2×4)工法」について解説していきます。
〇ツーバイフォー(2×4)工法
ツーバイフォー(2×4)工法とは、戦後アメリカから輸入された建築工法です。
木の間柱(2インチ×4インチ)と合板等の板材で壁を作り、このパネルを使って住宅を組み上げていく構造になっています。
ツーバイフォー工法は、材料の寸法などの規格化によりコストダウンできること、そして職人の技術の差が出にくいことが特徴です。

〇メリット
1.地震で発生する揺れに強い
ツーバイフォー工法は、「2インチ×4インチ」の角材で組まれた枠にパネルを貼った面材で、床、壁、天井の6面を組み合わせた箱で建物を支えています。
この箱型の構造が、地震による横・縦の揺れを分散させることで、耐震性を確保します。
2.耐火性に優れている
ツーバイフォー工法は、部屋の床や天井の内側に、水分率約21%以上の結晶が含まれた12.5mm以上の石膏ボートが張られています。
この石膏ボードが火災の発生で上がる火で熱せられることで結晶が熱分解を起こし、20分ほど水蒸気を発散します。
この水蒸気で、火災が発生しても天井や壁の温度が上がりにくく、構造材に燃え移るまでの時間を稼ぐことができます。
また、ツーバイフォー工法は壁や天井の接続部に面材枠の角材があり、空気の流れを遮断し、酸素の供給を阻むことで火の燃え広がりを抑えます。
3.遮音性に優れている
6面体構造で建てられているツーバイフォー工法住宅は、気密性にも優れています。
また、建物の外壁が構造用面材や断熱材、石こうボード、外壁材などさまざまな素材を使って建てられていることで、建物の内外の音の出入りを抑え遮音性を高めています。
〇デメリット
1.建築コストを削減できない
ツーバイフォー工法は、建築基準法の基づき、建築に使用する部材はJASやJISの適合品を使うように定められているため、建築に使う部材のコストの調整が難しいといったデメリットがあります。
2.デザインや間取りの自由度が低い
ツーバイフォー工法は、床、壁、天井の6面体の箱を組み合わせて、建物の強度を調整しているので、木造軸組工法のように、デザインや間取り、開口の幅などに制限があります。
しかし、一方では、木造軸組工法より比較的大きな空間をつくることができます。
3.腐食やカビの発生リスクが高い
ツーバイフォー工法のメリットの気密性が高いことが、デメリットになってしまう場合があります。
気密性が高い分、ツーバイフォー工法の住宅は湿度が高い環境下や、雨漏りが発生した場合に湿気が抜けにくく、カビの発生や木材の腐食につながることがあります。
今回は「注文住宅の建築工法」のシリーズ第二弾として「ツーバイフォー(2×4)工法」について解説しました。
次回の記事では「鉄筋コンクリート工法」について解説します。
次回の記事もお楽しみに。
次回も四国で新築住宅検討の際に役立つ情報を配信させていただきます。
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