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みなさまこんにちは。
コウヨウスタッフの山本です。
新築一戸建てのマイホームが夢だけど、
どんな家にしようか…。
豪華な展示場のモデルハウスでは
リアルな自分たちの住まいの想像つかない
機能面やデザイン面も充実させたい
多くのお施主様は人生で初めての家づくり。
夢の新築一戸建てマイホーム、
何から始めていいのか・・と悩まれるのは当然。
そんな方々に届けたい『コウヨウの家づくりコラム』
本日は「許容応力度計算」について配信させていただきます!
~To build a house in Shikoku~
-家づくりに役立つ新築住宅コラム-
~許容応力度計算による耐震等級3~

今回は「許容応力度計算による耐震等級3」についてお話させていただきます。
許容応力度計算とは何か、他の耐震性の検証方法と何が違うのかなどを詳しくご説明させていただきます。
〇耐震性の検証方法について
コウヨウでは全棟耐震等級3を標準としていますが、地震に強い家かどうか判断するためには家の強度を確認する必要があり、壁の強さや部材の強さ、地盤・基礎の強さなどを計算・検証します。
その計算・検証方法には以下の3つがあります。
①仕様規定
②性能表示計算
③許容応力度計算

あまり聞いたことがない言葉ばかりですよね。
一つひとつ解説していきます!
〇仕様規定とは
仕様規定とは、建築基準法施行令第36条の2項に規定されている各構造方法です。
各構造方法は令第3章の1節~7節の2に明記があります。
この「仕様」にそって設計すれば性能表示計算や、許容力度計算を行わずに耐震等級1の建物を建築することができます。
仕様規定の中に、建築基準法で定められている最も一般的な計算方法である「壁量計算」があります。
壁量計算とは、壁の量だけで、地震や台風など横の力(水平力)によって建物が壊れないかを検証する簡易的な計算方法です。
費用と時間もあまりかからず計算も簡単というメリットもありますが、その分安全性能レベルが最も低いです。
〇性能表示計算とは
性能表示計算とは、壁量計算に加えて「床・屋根倍率の確認」と「床倍率に応じた横架材接合部の倍率」を検証する計算方法です。横架材とは、梁や桁などを指し、耐震等級2以上を確保するには性能表示計算か許容応力度計算が必要になります。
また、長期優良住宅を建てる際にも耐震等級は2以上である必要があるため、耐震等級2以上を取得している木造住宅の多くはこの計算方法が用いられています。
〇許容応力度計算とは
許容応力度計算とは、柱の1本・梁の1本・基礎に至るまですべての部材にかかる力を計算していく方法です。
家の強度を確認するための壁の強さ、部材の強さ、地盤・基礎の強さを緻密に調べることができる詳細な計算を行います。
計算に掛かる費用と時間は増えますが最も高い安全性能レベルということができます。
〇許容応力度計算にこだわる理由
耐震等級3の家を設計する場合、性能表示計算と許容応力度計算では、詳細な計算を行う容応力度計算の方がたくさんの耐力壁を必要とする計算結果が出ます。
性能表示計算で建築した耐震等級3の家は、許容応力度計算で建築した耐震等級3の家よりも耐力壁が少なくなります。
同じ耐震等級3であっても、性能表示計算よりも許容応力度計算を行った家の方が地震に強く、明らかに安全性は高いということです。
〇まとめ

今回は「許容応力度計算による耐震等級3」について記事を書かせていただきました。
許容応力度計算は他の計算方法に比べて費用と時間がかかります。
しかし、確かな安全性を確保することができます。
大地震が来てから「あの時こうしておけばよかった…」
と後悔しないためにも許容応力度計算による耐震等級3を推奨しています。
より詳しいお話を聞きたい方はぜひ一度ご来場ください。
次回も四国で新築住宅検討の際に役立つ情報を配信させていただきます。
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